カリキュラム

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主な授業内容

1年次

​素材・造形1

​素材・造形1

3つの課題で素材を幅広く学ぶ

多様な造形素材に触れ、その特性を生かした造形を丁寧に形作ることで、モノづくりの基本的なスキルを習得します。
クラスを3つのグループに分け、3人の教員から5週間ずつ異なる素材の課題を順次受講します。

課題A「石膏によるテクスチャー表現」

石膏の素材特性を理解した上で、自分が魅力に感じるテクスチャーを石膏板に表現します。

課題B「スタイロフォームによるスピードシェイプ」

スタイロフォーム(発泡素材)を用いて、スピード感のある形を作ります。

課題C「スチレンボードによるキューブ、円柱、アルファベット」

スチレンボード(模型材料)を用いて、幾何形体や文字をアレンジした形を作ります。

素材・造形2

素材・造形2

課題A「トレイ」

プラスチック板を真空成型機により造形し、小物などを入れるトレイを制作します。

課題B「スタンドライト」

ステンレス棒を加工したフレームを使ってスタンドライトを制作します。

課題C「木製カトラリー」

木製のフォークとスプーンを小刀と木工機械を用いて制作します。

デッサン・スケッチ

デッサン・スケッチ

デザインの基礎演習

対象物を詳細に観察し表現するデッサンから、発想したイメージをすばやく、的確にコンピュータで表現するまでのデザイン基本技術を学びます。頭に浮かんだアイデアをすばやく的確に表現する技術を学びます。

コンピュータ基礎演習

コンピュータ基礎演習

デザインの基礎演習

対象物を詳細に観察し表現するデッサンから、発想したイメージをすばやく、的確にコンピュータで表現するまでのデザイン基本技術を学びます。コンピュータの様々なソフトの基本的な技術を学びます。

表現伝達演習1

表現伝達演習1

デザインの基礎演習

対象物を詳細に観察し表現するデッサンから、発想したイメージをすばやく、的確にコンピュータで表現するまでのデザイン基本技術を学びます。フリーハンドによるレンダリング、スケッチ技法を理解し、具体的にわかりやすく表現する能力を養います。

思考・構想演習

思考・構想演習

自らの大学生活と目標進路を主題としたキャリアデザイン開発を行います。
グループワークを通して、多様な他者との協働を行う価値を学びます。
授業の後半では、ビブリオバトル、わたしの30日間チャレンジの実行と発表を通して、目標達成に向けた挑戦と習慣の定着につなげます。

UXデザイン演習1

UXデザイン演習1

ユーザー・エクスペリエンス(UX)を理解するための基本的な考え方と可視化のプロセスを習得することを目的としています。
デザイン思考の基本であるインタビューや着眼点の設定、プロトタイピングとその評価手法、エスノグラフィー、グラフィックライティングの考え方と手法などを学びます。

2年次

UXデザイン演習2

UXデザイン演習2

〇〇のためのヘルスケアを考える

ターゲットやペルソナ、ストーリーテリングやカスタマージャーニーマップなどの「ユーザ調査」の設定方法や活用法を学びます。そのユーザが欲している課題とは何かを探り、コンセプトを見つけ、ハードウェア(製品)とソフトウェア(アプリ・サービス)を提案する力を養います。 

課題テーマは「〇〇のためのヘルスケアを考える」。同様の課題テーマでハードウェア(製品)とソフトウェア(アプリ・サービス)の両方に取り組みます。

表現伝達演習2

表現伝達演習2

3Dソフトを操作したモデリング
2Dソフトを操作したロゴデザインや画面構成

構想したデザインを視覚的に正確に表現し、検証と第三者に的確に伝達することも重要になります。本演習では、そのプレゼンテーションやデザイン検討で代表的な表現技法の一つである3DCADやスケッチテクニック、画面構成やピクトグラムを学び、プレゼンテーション能力の向上を目指します。

デザイン構想した家電製品をRhinocerosという、3Dモデリングソフトを操作してモデリング制作をします。
IllustratorやPhotoShopなどの2Dソフトを操作して、ロゴデザインや画面構成のテクニックを磨きます。
それらのデータを活用することにより、3Dプリンティングやパッケージデザインなどの三次元造形も可能にします。

PD演習1・2【ユニバーサルデザイン】

PD演習1・2【ユニバーサルデザイン】

親指が不自由なユーザのためのドライバーグリップのデザイン

ユニバーサルデザインに関わる基本プロセスの習得と定着を目指します。
具体的には以下の3点を学びます。① 体験と観察を通して他者の視点を獲得する、② モノの形と動作との関係性を理解する、③ 試作・評価・検証の繰り返しを通してデザインの原形を創出する。

身近な工具であるドライバーを取り上げ、親指が不自由なユーザを想定したグリップの形を探ります。
身体・感覚不自由体験、ドライバーを扱う動作の可視化による無意識の意識化とデザインを構成する要素の抽出、ダーティ&ラピッドプロトタイプから実際に使用できるモデル制作までを行い、他者による試用評価を繰り返すことでデザインの完成度を高めていきます。

PD演習1・2【製品】

PD演習1・2【製品】

美しさと使いやすさを兼ね備えたハンディクリーナーのデザイン

造形の基本を理解した上で、デザインプロセスに沿いアイデアを具体的なかたちに表現することを学びます。

既存のハンディクリーナーの構造を理解することからはじまります。実際のデザイン現場と同じように設計条件を考慮に入れながら、スケッチ、立体での造形をくりかえし、美しさと使いやすさを兼ね備えたハンディクリーナーをデザインしていきます。

PD演習1・2【インテリア】

PD演習1・2【インテリア】

集合住宅の空間リノベーション

主要表現手段である、図面や手書きパース、模型制作に取り組み、インテリアデザインの基礎を学びます。

課題は集合住宅の空間デザインです。各自がクライアントやコンセプトを設定し、生活環境の礎となる「住まい」を対象としてデザインすることで、人の生活行動や対応関係をも検討し3次元的な思考力を育みます。図面や模型に家具や家電製品を実際に配置することによって、プロダクトと空間、人との関係も含めた空間感覚も養います。

PD演習1・2【家具】

PD演習1・2【家具】

無垢木材を用いたスツールのデザイン

無垢木材の加工機械や手工具などの基本的案技術を身につけるとともに模型制作を踏まえた実制作に取り組み、家具デザインの基礎を学びます。

無垢木材の特性を生かしたシンプルな構造で実用的な家具をデザイン、制作します。不朽の名作である「ウルムホッカー」のデザイン思想をベースにして、2つ以上の使い方ができるオリジナルのスツールをデザインします。制作するなかで加工機械の使い方や手工具の使い方を身につけながら、家具の基本的な構造や制作方法を学びます。

PD演習3・4【製品】

PD演習3・4【製品】

美しい「旅の道具」のデザイン

製品デザインの専門性に応じた基本的なデザインプロセスを学ぶと同時に、他社の視点に立って発見した問題点を元に課題を設定し、問題解決の能力を身につけます。

「旅の道具」のデザインを楽、粋、纏うのいずれかのキーワードと組み合わせて提案 します。スケッチング基礎、コンピュータ基礎、木材やケミカル素材などによる基礎造形や2D( Illustrator Photoshop )、3D( Rhinocerous Flamingo )など 、これまで身につけたスキルを応用し、専門性に応じた基本的なデザインプロセスを実践します。

PD演習3・4【インテリア】

PD演習3・4【インテリア】

働く空間、店舗・展示空間のデザイン

前期に学んだ空間インテリアデザインを基盤に、より専門的な方法と技術を修得します。課題は自分たちで見つける事から始まります。それらをインテリアデザインを通じて解決する手法と、図面や模型等を用いて提案する方法を学びます。

この授業では店舗・展示空間のデザインを課題として行います。授業は、グループワークも取り入れながら、事例や設置什器や取り扱う商品やその背景を調査します。山形の職人の方々との交流も行い、課題空間における人の寸法や動き、ユーザーの感情にも配慮し、自分たちの構築したコンセプトに相応しい魅力的な空間を提案します。

PD演習3・4【家具】

PD演習3・4【家具】

こどものためのウッドプロダクト

フィールドワークからユーザーの特性を観察、そこからコンセプトを打ち出し、デザインに繋げる実戦的なプロダクトデザインのプロセスを学びます。福島県木材協同組合連合会の協力の元、「木の良さ」をこども達に伝えることをテーマにデザインに取り組みます。

幼児保育施設におけるこども達の遊びや学び、木育に繋がる遊具や家具をデザインします。安全性や生産性を考慮した設計と、それを作り手やユーザーに伝える図面やモックアップ、プレゼンテーションなどのアウトプットが求められます。

PD演習3・4【地域産業】

PD演習3・4【地域産業】

籐のスツール制作

素材と手作りの魅力を追求するクラフトデザインの制作プロセスを体験し、クラフトマンシップの精神を養います。

山形の籐家具メーカー「ツルヤ商店」より講師を招き、籐の伝統的な加工技術(蒸して曲げる・バーナーで加熱しながら曲げ具合を調整する・ジョイント部分を皮籐で巻く)を習得して「スツール」を制作します。

3年次

PDF演習5【製品】

PDF演習5【製品】

ソーラー充電モジュールを搭載したプロダクトデザインの提案

様々な分野の企業の第一線で活躍するプロデューサーやインハウスデザイナーや大学の研究者をアドバイザーに迎え、デザイン開発の実際を体験学習します。

人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように(人間工学)、機能性や操作性も考慮してデザイン提案します。自動車などの立体造型に用いられる、クレイという特殊な粘土材を試用して立体造型を行い、製品デザインで欠かすことができない立体の創造力を身につけます。本学科卒業生のカーデザイナーを講師に招きました。

PDF演習5【インタフェース】

PDF演習5【インタフェース】

今までなかったワクワクを。
クルマの新しい経験価値を見つけ出し、それを可能にするソリューション(考え方やカタチ)をクリエイトする。

製品と人を橋渡しするためのインタフェース・デザインについて産学連携を通して企業とともに授業課題に取り組み、社会に向けた実践的なデザインプロセスを体得します。

日産自動車株式会社と東北大学フィールドデザインセンターとの産学共創を行いました。これからの自動車のインタフェースについて知識を養い、使用者がどのような体験を通してそれらに触れ合うのか、また使用者がそれらを通してどのような満足度を得られるのかなどのユーザーエクスペリエンス(UX)を考え、提案内容に大して適切な表現をする力を養いました。

PDF演習5【家具】

PDF演習5【家具】

ファーストファニチャー

山形県小国町と(株)オカムラと連携し、「地域を活性化させるデザイン」というテーマで、2015年から3期に渡り演習で取り組んできました。そして2019年3月、町の事業として学生のデザインしたファーストファニチャーが小国町のこどもたちに手渡されました。今後もファーストファニチャー事業として継続しデザインを提案していく予定です。

地域の人々やユーザー、それを取り巻く環境を肌で感じながら、そこで必要とされるデザインを提案します。コンセプトやアイデア、デザイン、設計、製造に至るまで、地域の方々や企業のデザイナーから指導を受けながらユーザーの手に渡ることを前提としたリアルなデザインを体験します。

PD演習5・6【カラー】

PD演習5・6【カラー】

FEEL DESIGN THE SPACE

空間デザインの専門的でより高度な方法と技術を習得します。空間を新発見し、空間を感じると共に発想力、コンセプト力を高めます。

色を通して空間デザインを実験します。
COLORS STUDY:「自分の100色」
COLORS SPACE:「色を楽しむ空間」
身の回りに存在する様々な色に意識をしながら、色を再発見し、できるだけたくさんの色をつくることで、「色」の楽しさそして色の力を発見していきます。

PDF演習5・6【空間】

PDF演習5・6【空間】

魅力あるインテリア空間のデザイン

住まいやオフィス、店舗、ディスプレイ等大変広い範囲を持つインテリアデザインです。空間のデザインを行う時はクライアントが何を望んでいるのか、ユーザーがその空間でなにを体験し、感じて欲しいのかという事をデザインしします。その為に必要なデザイン手法を学びます。

この授業では、自ら空間を設定して今まで学んできたことを活かし、独自性のある魅力的な体験のできる空間のデザインを行い、図面やCG、模型やパネル等で表現しました。

PD演習5【地域産業】

PD演習5【地域産業】

デジタルファブリケーションと手加工を組み合わせた製品提案

仏壇・仏具を製造販売している「アルテマイスター保志」と産学連携授業を行います。

「大切」や「願い」などのキーワードから想定したターゲットに向けてのデザインを考え、各デジタルファブリケーション機器の操作を習得しながら、製品レベルに近い品質のモデルを制作します。

PD演習6【製品】

PD演習6【製品】

「美味しい」をデザインする

今日の様々な社会状況を見据えながら、調査、観察を通して現状の課題を明確にしていきます。その課題に対して試行錯誤を繰り返し、具体的なかたちで解決案を提案します。プロのデザイナーから評価をもらいながらすすめた演習です。

「食」には食べる以外にも食材の調達、調理、盛り付け、片付け、保存など様々な行為が含まれます。そのような「食」をより豊かに、より便利により楽しくできる新しい体験をデザインで表現しました。

PD演習6【インタフェース】

PD演習6【インタフェース】

Beyond Senses
~視・聴・触覚を複合活用したインタラクションデザイン研究~

人とモノとのよりよき関係を構築するインタラクションデザイン、経験価値を創出するユーザ・エクスペリエンス(UX)デザインに焦点をあて、企業との授業連携のもと課題に取り組みます。

キヤノン株式会社 総合デザインセンターとの連携により実施したプログラムです。UX(User eXperience)デザイン領域を共通基盤として、各学生が個人研究テーマを設定し、実動モデルあるいは映像表現によりデザイン構想を具現化しました。複数の知覚の連携、組合せにより、新たな操作体験あるいは経験価値を創出することを目指しています。

PD演習6【家具】

PD演習6【家具】

新しいライフスタイル・ライフシーンに向けた家具

秋田県湯沢市にある、日本唯一の曲木専門メーカー秋田木工の技術指導のもと、曲木技法を用いた家具デザイン・制作を行い、総合的な家具デザインを学びます。

3年生後期の集大成として、「ひとりの家具デザイナーとしてメーカーにデザインを売り込む」という想定でデザインを進めました。曲木の特性や生産技術を考慮した設計を行い、プロトタイプを制作します。また、市場調査からコンセプトを打ち出し、カタログ制作までトータルにデザインし、秋田木工に「売り込み」を前提にプレゼンテーションしました。

4年次

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

全体レビュー

前期プロダクトデザイン研究では、実社会や企業が抱えている課題をテーマに設定し、これまで学んできた知識・技術の総括を行います。

発表および報告書を通し、テーマの意義を客観的に分析、論理的に提案する方法を習得します。
後期卒業研究は、4年間の集大成としての完成度の高い作品をつくりだすことを目的としています。
作品・展示・プレゼンテーションが十分な完成度に達するよう、計画・プロセス管理等のマネジメントを行うことも求められます。

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

卒業制作

前期プロダクトデザイン研究では、実社会や企業が抱えている課題をテーマに設定し、これまで学んできた知識・技術の総括を行います。

発表および報告書を通し、テーマの意義を客観的に分析、論理的に提案する方法を習得します。
後期卒業研究は、4年間の集大成としての完成度の高い作品をつくりだすことを目的としています。
作品・展示・プレゼンテーションが十分な完成度に達するよう、計画・プロセス管理等のマネジメントを行うことも求められます。

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

プロダクトデザイン研究 / 卒業研究

卒業展示

前期プロダクトデザイン研究では、実社会や企業が抱えている課題をテーマに設定し、これまで学んできた知識・技術の総括を行います。

発表および報告書を通し、テーマの意義を客観的に分析、論理的に提案する方法を習得します。
後期卒業研究は、4年間の集大成としての完成度の高い作品をつくりだすことを目的としています。
作品・展示・プレゼンテーションが十分な完成度に達するよう、計画・プロセス管理等のマネジメントを行うことも求められます。


学科の施設

プロダクトデザイン学科には、学生の皆さんの授業を支える設備がたくさんあります。大型プリンタ、レーザーカッター、3Dプリンタ…その中でも、皆さんの学生生活を支える準備室と、木工作業を行う新実習棟を探検してみましょう。

▷ボタンを押して準備室、木工室に入って見ましょう。自由に歩き回ることが出来ます。ところどころに◉がありますね。クリックすると、その機械やプロダクトの説明が出てきます。

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