プロダクト夏休みワークショップシリーズ第三弾!
今回はグラフィックレコーディング演習の様子をお届けします。
まちづくりファシリテーターとして活躍されている稲村理紗さんを講師に迎え、
3日間のワークショップが行われました。
1日目の個人ワークでは童話をグラレコでまとめて発表するという課題に取り組みました。
読む人の目の流れ、色、文字と絵の大きさ、コマ割りや余白など、様々なことに気をつけながら下書きなしでスピーディーに書いていきます。
グラフィックレコーディングにおいて、イラストの上手さよりもいかに簡潔にわかりやすく読みやすく早く書けるかが重要なんだそう。
こちらグラレコワークショップ担当のY先生。サラサラ〜っと書き上げていてさすがです…!
2日目は自分の好きなアニメや絵本などのものがたりをグラレコでまとめる課題に取り組みました。好きなもの故にどうしても知っている情報やこだわりが多く、要約して簡潔にまとめるのが難しかったようです。
1日目に稲村先生から頂いたアドバイスをどんどん取り入れ、2日目にして全員が作業スピードもまとめ方もレベルアップしていました。吸収が早い…..!!!
このほかにも初めて見る文章や耳で聞いた情報をまとめるなど、難易度の高い課題にも取り組みました。
最終日三日目はいよいよ実践的な話し合いの場でのグラフィックレコーディングに挑戦です。
まずは垂直な壁に文字やイラストを描く練習を行いました。
読む人の妨げにならないようになるべく手元を見せるため腕を伸ばして屈みながら書くのがポイントだそう。
練習が終わったら次はいよいよ実践。
グループ内でグラフィッカーの役を交代しながら話し合いをしていきます。
リアルタイムでの作業は難易度がぐんと上がります。
今回もともとイラストが得意な学生が多く参加していましたが、3日間という短い期間にも関わらず、回を追うごとにメキメキと力を伸ばしていく姿が目に見えてわかる程の成長ぶりでした。今回のワークショップの経験を生かして、今後さらにグループワークで活躍してくれるのが楽しみですね!
次回のプロダクト夏休みシリーズは、清掃用具メーカーテラモト産学連携ワークショップの様子をお届けします〜!
2019年度夏季ワークショップ「グラフィックレコーディング演習」
tedium
2019.08.28